【小説】本音の会話 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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「浜ちゃん。みんなでいじめちゃうぞなんて言うなよ」

「なんで、シュウちゃんはそんなこと言うの?ぷーちゃんとはグラジオラストックでもめてるのに!僕に意見するなんて、薄情ものーっ。泣いちゃうからね」

「だってさあ、新人を応援されちゃあ、俺んとこ困るわけ。チベやんやグルっぽに言い訳できねぐなるもん」

「ふん。シュウちゃんの意地悪」





「ねえねえ、一緒にいじめっこしよう!メロンキャラメルちゃん」

「勝手にやれば。うちは知らね。下手に応援したら、秋にスコトントンをいじめられなくなっちゃうもーん」

「あっ!やっぱり二枚舌だ。みんなで僕をいじめてるー」




「なあ、安倍川餅。君は僕に賛成だよね。いじめっこグループに入るよね」

「あの、ごめん。北の酒場の見取り図書いてて忙しいんだ。ごめんね、ごめんね」

「あーっ!子分の安倍川餅までぷーちゃんと仲良しになってるー!もう、桜見に行かないからね!」

「ああ、それは残念。桜見はいつでもオープンです」
「あーっ!やっぱり、安倍川餅まで僕をバカにしてるー。ウェーン、ウェーン」





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