
何度か記事にしていますが、私は二酸化炭素の地球温暖化説懐疑派、いや否定派です。
二酸化炭素の増加によって、多少は温室効果から大気温が上がるでしょうが、それは大気全体に与える影響の、ごく一部だと考えるからです。
私たち人類が住んでいる地球表面の気温を左右するのは、むしろ太陽だと思います。
もし、二酸化炭素増加が地球を温暖化する主要因ならば、縄文時代の海進をどうやって説明するのでしょうか?
当時は、南極などの氷が相当溶けて、海面は現在より数十メートル高い地域にまで広がっていました。
現在日本にある平野の大部分は、海の中でした。
これは、縄文時代の人たちが、石油ストーブをどんどん使い、自動車から廃棄ガスを出していたからでしょうか?
私はそうは考えません。
地球表面環境の多くが、太陽活動の状態に左右されていると思います。
足利時代はかなり暖かかったようですが、江戸中期には相当冷えていました。
江戸の大飢饉も、この寒さに関係します。
また、江戸時代の絵を見ると、江戸付近でも1メートルくらい雪が降ったと思われるものもあります。
この寒さの原因は、太陽活動の不活発さに関係があるというのが定説です。
私も、これは西洋の観測や絵画からも同じ考えです。
さて、では今の太陽活動はどうでしょうか。
実は、近年にない休眠に入りつつあるようです。
200年ぶりの不活発さとも言う人もいます。
太陽はおよそ11年周期で活発になったり、休んだりします。
今年が活発ピークを迎えるという学者が多いかもしれませんが、私は昨年がピークで、もはや休眠期に入ったと思っています。
かつ、通常の11年周期とは違う、もうひと回り長い周期のピークから、降下傾向へと転じたと予想します。
この場合13年、いやひょっとしたら70年くらいは、今より少し寒くなります。
海水温も低下することにより、深海魚類が暖かい海水を求めて、より浅い海面近くまで昇ってくるでしょう。
最近、ダイオウイカの類いの発見ニュースが増えていますが、これに関係があるかもしれません。
また、海水温低下により、蒸発する水蒸気量も減りますから、雲ができにくくなり、結果的に降水量が減ります。
現在東南アジアは、まれにみる水不足に陥っています。
これも、多少関係があるかもしれません。
ただ、こうした寒冷化は一気に進むわけではなく、時に高温となり、徐々に寒冷化していくと考えています。
二酸化炭素による地球温暖化というのは、日本等から金をせしめるための経済理論だと思っている、ひね爺説でした。

信じるかどうかは、あなたしだい。
