【気象】寒くなっとーの話 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

2014030814190000.jpg

何度か記事にしていますが、私は二酸化炭素の地球温暖化説懐疑派、いや否定派です。

二酸化炭素の増加によって、多少は温室効果から大気温が上がるでしょうが、それは大気全体に与える影響の、ごく一部だと考えるからです。

私たち人類が住んでいる地球表面の気温を左右するのは、むしろ太陽だと思います。

もし、二酸化炭素増加が地球を温暖化する主要因ならば、縄文時代の海進をどうやって説明するのでしょうか?
当時は、南極などの氷が相当溶けて、海面は現在より数十メートル高い地域にまで広がっていました。
現在日本にある平野の大部分は、海の中でした。

これは、縄文時代の人たちが、石油ストーブをどんどん使い、自動車から廃棄ガスを出していたからでしょうか?

私はそうは考えません。

地球表面環境の多くが、太陽活動の状態に左右されていると思います。

足利時代はかなり暖かかったようですが、江戸中期には相当冷えていました。
江戸の大飢饉も、この寒さに関係します。
また、江戸時代の絵を見ると、江戸付近でも1メートルくらい雪が降ったと思われるものもあります。

この寒さの原因は、太陽活動の不活発さに関係があるというのが定説です。
私も、これは西洋の観測や絵画からも同じ考えです。

さて、では今の太陽活動はどうでしょうか。

実は、近年にない休眠に入りつつあるようです。
200年ぶりの不活発さとも言う人もいます。

太陽はおよそ11年周期で活発になったり、休んだりします。
今年が活発ピークを迎えるという学者が多いかもしれませんが、私は昨年がピークで、もはや休眠期に入ったと思っています。
かつ、通常の11年周期とは違う、もうひと回り長い周期のピークから、降下傾向へと転じたと予想します。

この場合13年、いやひょっとしたら70年くらいは、今より少し寒くなります。

海水温も低下することにより、深海魚類が暖かい海水を求めて、より浅い海面近くまで昇ってくるでしょう。
最近、ダイオウイカの類いの発見ニュースが増えていますが、これに関係があるかもしれません。

また、海水温低下により、蒸発する水蒸気量も減りますから、雲ができにくくなり、結果的に降水量が減ります。

現在東南アジアは、まれにみる水不足に陥っています。
これも、多少関係があるかもしれません。

ただ、こうした寒冷化は一気に進むわけではなく、時に高温となり、徐々に寒冷化していくと考えています。




二酸化炭素による地球温暖化というのは、日本等から金をせしめるための経済理論だと思っている、ひね爺説でした。


2014030814180001.jpg



信じるかどうかは、あなたしだい。
i.jpg