【源】羽生選手から話は始まる | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

今日未明の、ソチ五輪フィギュア団体競技。

浅田真央さんが世界レベルなのは知っていたが、ジャネット・リン、ビールマン、荒井静香ほどの感激を味わうことがなかったせいか、ほとんどフィギュア競技を見ることはなかった。
ましてや、男子フィギュアなど全くと言ってよいほど興味がなかった。

が、たまたま昨日は夕方うたた寝をしてしまい、やることもないので、布団から首だけ出してワンセグを見る。

なんだ?開会式前に競技をしてるぞ。

なんと、日本男子が最終演技?つまり、世界トップレベル?
そういや、羽生という名前は聞いたことがある。

ということで、最終演技を待った。


驚いた。
あまりの素晴らしさに、涙が出そうになった。

日本人が、しかも男子が、こんなフィギュアを演じられるのか。かつ、初めての五輪。
まだ、少年ではないか!

本当に感激した。
そのテクニックは、素人の私でさえ世界一だと分かるものだった。



………………………………………キラキラ

さて、ここからは、その羽生選手から言葉の話に転ずる。


羽生とは、現在はハニュウと発音するが、昔はハニフだった。

ハニフのハニとは赤土のことで、ハニワのハニでもある。
フとは生まれること。
つまり、ハニフとは埴生のことであり、赤土が採れる場所を意味する。
埴生は、かつては大阪・住吉などがよく知られていた。


次に、演技が素晴らしいのスバラシについて考えてみよう。
現在語スバラシは、古くはエジプト語から発展した言葉だろう。
古代エジプトでは、星はツバァに近い発音だった。 これが、ツブになり粒となったろう。ツブラな瞳のツブも、星のまたたきと関係あるに相違ない。
一方、星と言ったら清少納言も述べているようにスバルだ。
ツバァが、その代表であるスバルと音と意味が変わったと考えてみた。
スバラシとは、このスバルが形容詞へと変化した言葉だろう。
つまり、スバルのようだ。それほどの輝きだという意味だ。

こうした変化は日本人が好むもので、現在でもよくあることだ。
浪花節だの瀬戸物だのも、この類いだろう。


また、それを見て涙が出そうになったと述べた。

ナミダに関しては、非常に分かりやすい説明ができる。
ナミダとは、シャム語のナーム・ターがなまったものに、まず間違いない。

ナームとは川とか水。
ターとは目だ。
つまり、ナーム・ターとは、目から出てくる液体を意味する。


言葉には、それなりの意味があるのである。