ネパール語と日本語の類似比較、その最終回。
結構似たものがありました。
ただし、一部は現代語同士が、たまたま似ただけのものもあります。
ネパール語の意味・発音→発音・日本語
※発音はおよその音
※Aとaなどの発音は小文字表示(発音の違いが理解できません)
※プロの方のご指摘に期待。
足khutta→kuta・kutaくたくた(足などがくたびれる様)
光線kiran→kirariキラリ(光る様子)
ひじkuhina→kainaかいな
水路kulo→kuroくろ(田の水路の畔)
かかとkurkucco→kakatoかかと
くつろぎkusalai→kutsurogiくつろぎ
恥iaj→haji恥
心臓mutu→motuモツ
蛇nag→naga/nawaなが/なわ(方言や古語・蛇を表す語の一部)
梨napsati→nashi梨
眠りnidra→nemuri眠り
下るorlanu→oriru下りる
降るparnu→paratsukuパラつく
開花するphakranu→hukuramu(蕾が)ふくらむ
投げるphalnu→houru放る
卵pul→puru・puruプルプル
すべてのsbal→suburuすぶる(古語:統一の)
飾るsajaunu→kazaru飾る
めでたいshubha→subarashi素晴らし
正しいshuddha→soudaそうだ
吸収するsosnu→susuruすする
味swad→aji味
積み上げるthwparnu→trumiageru積み上げる
尖らすtikharnu→togarasu尖らす
生えるumarnu→umaruru生まるる
ゆすぐusinnu→yusuguゆすぐ
藁paral→wara藁
葉pat→ha葉
白いseto→siro白
幸運shri→sachi幸
蜜柑suntala→sudchiすだち
君timi→kimi君
北uttar→kita北
ネパール語・日本語類似比較遊び
おわり
かつて、日本語はネパール語だといった説を唱えた人もいるようです。
おそらく、一部の日本人はネパールから雲南あたりの人たちが、深く関わっているでしょう。
しかし、それだけではありますまい。
日本人とは、いろんな民族が混じって、おおきなひとつの日本人という民族になったのでしょう。
日本語の修飾語の種類の多さが、それを物語っています。
日本語には非常に大まかな分類だけでも、
形容詞、形容動詞、連体詞、副詞と多様です。
また、発音、特に母音の種類から考えると、まずポリネシア系民族が主流です。
ただし、風習や伝説などは中東・エジプト系、身体の特徴はモンゴル系、言葉を発音ではなく文法からみると、やはりモンゴル系です。
神関連は、エジプト系が最も近いと考えています。
つまり、日本人は多くの民族の、総合芸術とも考えられます。