【言葉遊び】ネパール語と日本語 ③ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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ネパール語と日本語の類似比較、その最終回。
結構似たものがありました。
ただし、一部は現代語同士が、たまたま似ただけのものもあります。



ネパール語の意味・発音→発音・日本語
※発音はおよその音
※Aとaなどの発音は小文字表示(発音の違いが理解できません)
※プロの方のご指摘に期待。



足khutta→kuta・kutaくたくた(足などがくたびれる様)

光線kiran→kirariキラリ(光る様子)

ひじkuhina→kainaかいな

水路kulo→kuroくろ(田の水路の畔)

かかとkurkucco→kakatoかかと

くつろぎkusalai→kutsurogiくつろぎ

恥iaj→haji恥

心臓mutu→motuモツ

蛇nag→naga/nawaなが/なわ(方言や古語・蛇を表す語の一部)

梨napsati→nashi梨

眠りnidra→nemuri眠り

下るorlanu→oriru下りる

降るparnu→paratsukuパラつく

開花するphakranu→hukuramu(蕾が)ふくらむ

投げるphalnu→houru放る

卵pul→puru・puruプルプル

すべてのsbal→suburuすぶる(古語:統一の)

飾るsajaunu→kazaru飾る

めでたいshubha→subarashi素晴らし

正しいshuddha→soudaそうだ

吸収するsosnu→susuruすする

味swad→aji味

積み上げるthwparnu→trumiageru積み上げる

尖らすtikharnu→togarasu尖らす

生えるumarnu→umaruru生まるる

ゆすぐusinnu→yusuguゆすぐ

藁paral→wara藁

葉pat→ha葉

白いseto→siro白

幸運shri→sachi幸

蜜柑suntala→sudchiすだち

君timi→kimi君

北uttar→kita北





ネパール語・日本語類似比較遊び

おわり


かつて、日本語はネパール語だといった説を唱えた人もいるようです。

おそらく、一部の日本人はネパールから雲南あたりの人たちが、深く関わっているでしょう。

しかし、それだけではありますまい。

日本人とは、いろんな民族が混じって、おおきなひとつの日本人という民族になったのでしょう。

日本語の修飾語の種類の多さが、それを物語っています。

日本語には非常に大まかな分類だけでも、
形容詞、形容動詞、連体詞、副詞と多様です。


また、発音、特に母音の種類から考えると、まずポリネシア系民族が主流です。
ただし、風習や伝説などは中東・エジプト系、身体の特徴はモンゴル系、言葉を発音ではなく文法からみると、やはりモンゴル系です。
神関連は、エジプト系が最も近いと考えています。


つまり、日本人は多くの民族の、総合芸術とも考えられます。