【疑問】今日の『天声人語』 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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今日の『天声人語』は、こんな文で始まる。


だれかが失敗しても、それが悪意からではなく、うっかりの結果であれば、しかたないねと許す。
逆に心の中はどうあれ失敗は失敗と、責める態度もあり得る。



そこで、こう思った。


ならば、最初から計画して、相手を泥沼に突き落とした場合は、どうなのだろうかと。

さらに、突き落とした方が、人を大切にしましょうなどと言い、突き落とした時に跳ねた泥のクリーニング代を、落とされた人に請求するのはどう考えているのだろうかと。



かつて、ある作家が小説を書いた。
ある新聞社がそれを、事実と報道した。
それを見た、小説の主人公が騒ぎ出す。

作家は小説だと言明したにもかかわらず、新聞社は今なお『事実』扱いであり、お隣があちこちで騒いだから、今や小説が世界の歴史になりつつある。


こうした状況を、『天声人語』はどう書くのだろうか。


ふと、そう思った。


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