例年の千葉なら、大寒と言ってもタンポポが咲いていたりする。 が、今年はいささか様相が違っている。 なんと、日中でも日陰はこんな感じ。

スケートは無理だが、池も氷でおおわれている。

さて、そんな中、野の中で春の七草を探してみた。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、ズズナ、スズシロ。
とはいえ、ズズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)を野原で探すのは困難。
そのため、ズズナ、スズシロを除いた5種である。
まずは、セリ。
食べ頃だ。スーパーで売っているセリとは味が全く違う。

ナズナ
まだ、芽が出たばかり。

ゴギョウ(ハハコグサ)
やはり、まだ顔を出したばかり。

ハコベラ(ハコベ)
食べ頃かな。

ホトケノザ(コオニタビラコ)???
これは、コオニタビラコの近縁種ヤブタビラコの可能性が大。

ここまでが、従来の春の七草の五草。
足らない二草を、私の好みで新たに付け加えよう。
クレソン(オランダガラシ)
千葉の湿地には、あちこちに繁茂しているのを見ることができる。

ヨモギ
なぜこれが春の七草に入らなかったのか不思議。
草餅の材料になるが、最近の草餅はほとんどが、人工色素による緑。
これくらいの大きさの時に摘んだ天ぷらは、なかなかの味だ。

ということで、現在野で採れる春の七草を選んでみた。