一部報道によれば、東電では昨年6月~11月の、港湾内海水と地下水の放射性ストロンチウム量を公表していなかったことが、分かったという。
ずいぶんと寝ぼけた報道だ。
つまり、この報道機関は発表されたものは流す場合もあるが、発表されないものは調べもしないことを自白したようなものである。
まあ、そんなことには恥を感じない新聞社だが。
ところで、なぜ発表しなかったかというと、放射性ストロンチウムの総量が、全ストロンチウム量を上回ってしまうという矛盾があったためだという。
ならば、さて今ごろ発表するのは、どうやってつじつま合わせるの?
下手すると偽造になります。
このつじつまが合わないという、前提が誤っていませんか?
おそらく前提として、放射性ストロンチウムは、反応炉からの冷却水にのみ存在するとしていませんか?
メルトダウンしたやつって、どこでどうなってるのよ。
と、誰にも答えられないことを訊いてしまいそう。