この内容を見ると、ほとんど宣戦布告なのだが、日本は相手にしていない。
これは中国にとり想定内だろう。
また、3年くらい前には、海外在住中国人にも適用される有事(=戦争など)の際の、国家総動員法が発布された。
これを素直に読めば、海外在住者は本国の指示に従い、スパイ活動または破壊活動をしなくてはならない。
拒否は許されない。

このあたりをちらつかせ、自分の有利と思われる方向に持っていく。
これが、中国のやり方であり、言うことを聞かないなら武力に訴えるか、別の手で懐柔する。
チベットにしろ東トルキスタン(現ウイグル)にしろ、満州、内モンゴル、ブータンの一部。
みな、この手で自国にしてしまっている。
インド、ベトナム、台湾、フィリピンなどとも、一部地域では戦争状態だ。
日本にも、尖閣諸島の件でいちゃもんをつけている。
前政権のような中国支局と言われても仕方のない政権なら、海賊に土産をつけて返すくらいだから、今回のような防空識別圏の設定に素直に従ってしまったことだろう。
今回中国は、本気で防空識別圏を設定しているわけではない。
安倍政権の対応を見ているだけである。
本気で設定などしたら、中国が、党が消えてしまう。
だから、本気ではない。
あわよくば、有利にしておこう程度だ。
中国子分政党とは違う現政権。
いささかあせりもある。
とにかく、党幹部の多くは見切りをつけて、海外に逃げ出している。
その持ち出し額は、GNP比2割とも言われている。
かなりの党高官が、国と自分の生命に危機感を募らせているのだろう。
同時に、今までは【友】から入手できた秘密が入らなくなるか、入りにくくなることを阻止せんがための、一種の花火だろう。
花火に見とれているうちに、厄介なネズミ取りを奪ってしまうという類いである。
これには、友のマスコミにも目一杯活躍してもらう。
蜂蜜飴玉のビデオをちらつかせながら。
などと、考えてみた。
しかし、NHKさん。
防空識別圏に関する報道。
ずいぶんと、あちらさんにお気をつかった報道の仕方でした。
あまりにあからさまで、大笑い。
