【外国人の見た日本】1 リーズデイル卿① | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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今日からどのくらい続くは不明ですが、外国人の見た日本、あるいは日本人に関する日記、手紙の一部を紹介していきます。
抜粋部分は、私の好みで行います。
初回は、明治に来日した英国貴族・リーズデイル卿からです。

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注)リーズデイル卿
ビクトリア大十字勲章をもらった、イギリスの貴族。
英国国王から、明治天皇へガーター勲章を授与するために来日した使節団の一員。アーサー殿下随人。

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錨を下ろすと同時に、駐日英国大使サー・クロード・マグドナルドが、殿下の日本滞在中に接待をする、何名かの著名な日本人高官と乗船してきた。
その中でも特に著名なのが、その偉業を世界に知らしめた、黒木(為禎)大将と東郷(平八郎)提督である。
我々が彼らと初めて会見した時の、我々の興奮ぶりはご理解いただけるでしょう。


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筆者考
おそらく本国や植民地では、ふんぞり返りピノキオの鼻であろう英国貴族が、まるで、心の恋人に巡り会えた時のような書き出しだ。
それほど、黒木大将と東郷平八郎は、世界から尊敬の眼差しで見られていたのだろう。

連合軍総司令官のダグラス・マッカーサーも、親と一緒に日本に来た青年時代、乃木希典、東郷平八郎を見て心酔した。
特に乃木は、一生の目標であったという話も伝わっている。
これは、あながち嘘でもないようだ。
彼が日本に来て最初に命令したのが、乃木神社警備だったらしい。

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