なぜ、分からないのだろう?
と、素人ジジイは思ってしまう。
先日も書いたが、すぐに停止するのは、技術者なら誰でも予想していたのではないかなあ。
だいたいALPSは綺麗な汚染水を前提とした、金属(イオン)吸着を基本に設計されているわけですよね。
綺麗な汚染水というのは、非常に誤解を招くけど、通常連鎖反応における、炉内金属イオンならびに一次冷却用供給水以外のものは含まない、という条件での、放射性同位体を含む金属(イオン)吸着装置のはず。
購入するときに放射線物理学のプロが政治のトップだったわけですから、当然分かっていたはず。
つまり、現状の汚染水ではすぐに対処できなることを理解して、購入を決めたはず。
なんで今更騒ぐのか、大変奇異に感じてしまう。
もし現在の通常汚染水処理設備をどうしても使用したいのなら、
①放射性同位体外固形物処理装置(濾過装置)を、ALPS前に設置する。
可能ならば、マイナスイオン除去設備も増設する。
②ALPSを並列配置して、ひとつのカラムに流す汚染水量を減少させ、カラム内吸着物質の負担を軽減する。
なーんて、素人ジジイは考えているのでした。
まあ、プロが聞いたら笑うかもしれませんがね。
でも、有効じゃないかなあ、なんて思うわけです。
ところで、濃縮されたカラム内物質はどうやって保管しているのだろう。
まさか、交換してないことはないですよね。
まあ、そこまで逝ってることはないでしょう。
いや、あるかなあ。
タンク水量計も、幼稚園児以下のことをしていたようだし。
しかし、汚染水なんかより、桁違いに危険なこのカラム内容物管理。
すごく重要だけど、大丈夫でしょうや。
また、おばかさん全開作業している気がします。
あな、おそろしや。
マスコミさんも、カラムの中身についちゃあ全く触れず。
まっ、最初から期待していませんが。
どうせ建設的内容ではなく、騒ぐだけですものね。
その騒ぎの向こうに、日本とは違うところや、東京とは違う五輪が見えたりします。
結局、東京五輪を喜ばないマスコミは、このあたりが関係するのかなあ、などと勘繰りさえしてしまう、最近の福島原発報道。
かつてのように、嘘で固めて外には出さない時期よりも、私なんかは開かれてきたと感じています。