【難・古代考】アレ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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本記事は長年の研究に基づいた考察をもとに、妄想術2段、艶歌権師範の能力を串刺しにして作文したものである。

非常にマニアックな記事であるため、専門用語が多々出てくると思うが、特別な場合を除き、説明は割愛する。




★★アリ考★★

ここ1500年の間、我々は阿礼をアレと読んで疑わなかった。

しかし、遮光型目交像で話題になった鉄常(たたらとこ)古墳にて、エッダ・アリィ像に極めて似た壁画が発見されてより、従来の稗田阿礼出雲人、あるいは宗像人説に新たな可能性が出てきた。
(また、私の尊敬するブロガーさんであり、歴史書を大手出版会社から発刊なさった深谷さんは、稗田阿礼=アマノヌナハラオキノマヒト→天武天皇説を立てられていたと思う)


つまり、我々は稗田阿礼をヒエダノアレと読んできたが、これはヒィ・エッダ・アリィのなまりと考えられる可能性が出てきたわけである。

エッダ・アリィは神の語り部、つまり預言者の意味を持つカンチャナプトラ語だ。
接頭のヒィは、もちろん神関連限定詞である。


つまり、稗田阿礼とは固有名詞ではなく、職業を表す一般名詞である可能性が出てきたわけである。






余談だが、アマノヌナハラオキノマヒトとは、


エメン・ヌート・ナホル・アハッ・キン・マハッ”ト
(隠れたる神エメンの前に、死地から甦りしナホルの末たる輝ける偉大なる大王)


のなまりであろう。





2523年 イグイグチャネ・ノベル
ゴーホック・ジョウチュウ通信掲載予定稿