
これは記事にするかどうか迷った。
というのは、あまりに幼稚で呆れてしまうことだから、こんなことでマスコミ批評を書くのが馬鹿馬鹿しく感じられたからだ。 しかし、ぶつぶつ独り言を言っているよりはいいだろうと思い、今回の山本氏のプライベート報道に関しての見方を書いてみたい。
結論から言うと、やはりマスコミは赤ちゃんだということだ。あるいは89383より悪質に感じるということだ。
私は山本氏の政治・宣伝手法、特に原発関連報道に関しては、どうしようもないひどい内容であり、簡単に許してはいけない人だと思っている。
また、その背中に不気味なものを感じてはいる。
つまり、私は山本氏にはよいイメージを持っていない。
が、今回一部マスコミが彼にとった行動は、小学生の喧嘩以下のひどいものだ。
結局、マスコミの実力のなさと、別の力の恐ろしさを知らしめた。
マスコミも、フランスくらい大人になって欲しい。
戦後を代表する大統領には愛人がいたが、マスコミがそれをネタに大統領を評価することはしない。
あくまでも、大統領としての職務のあり方に厳しい注文をつける。
ただ、こうした記事を作るには実力がなければならない。
虎マントをかぶったキツネは、ライオンのあくびに驚き心臓発作を起こしてしまう哀れな詐欺師である。
今大元帥なる方がいらっしゃるが、この方に対してさえマスコミを前に『あいつが……しやがった』と平然と言える人がいた。
この青い嵐を呼ぶご老人にも、長い付き合いの愛人がいた。
が、マスコミがそれを批判的に扱ったものを見た記憶はない。
つまり、一部のマスコミは弱いと思ったらとことんいじめ、強い相手にはおべっかを使う。
もちろん、マスコミすべてがそうとは言えないが、みのさんの件と、今回の山本氏いじめは根っこは同じだろう。
そう、感じた。
★山本氏の責められるべきは、そのようなプライベートではない。
その発言内容である。
こうした方法でのいじめは、非常にみじめだ。
これを期に、被害者いじめ、加害者かばいのマスコミ風潮がなくなるか、法的規制ができればと感じた。