【タブーに針穴】産経新聞紙面での確認はしていないが、日本のマスコミが長い間タブーとして日本人には教えなかった文革時代の1コマを、中国の当時者の言葉の引用という形で産経新聞が伝えたようだ。 全体から見れば、山脈の中の1個の小石でしかないが、なかなか重い石ではある。 針の一穴が、大きな風洞となるかは、明らかではないが。 ほとんどの日本人には信じられぬ世界が、そこにはあるだろう。差別とか、蔑視とかではなく、実際にそのような世界があった(ある)ことは、やはり知っておくべきだと思う。 知っていて対応するのと、知らずに対応するのでは、やはり違ってくる。 それは、差別でも蔑視でもない。 ある意味自衛の為には、最低限必要なことだろう。