【世界陸上】世界一の笑顔とダイアモンドの涙 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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私は



題名を見ただけで、ああアレだなと分かる人も多いだろう。

昨日から始まった、世界陸上・最初の種目、女子マラソン。

そこで満面の笑みを浮かべてトラックに戻ってきた福士と、悔し涙を止められずにゴールした木崎のことだ。

ともに、たいへん心の奥底に伝わり残る、女子マラソン史に語り継がれるような、美しい姿のふたりだった。

福士は、昔から長距離でも話題の人物ではあった。
ただ、期待されながらも、いつも今一つの成績だった。
が、彼女のへこたれぬ姿、苦しい時にでも笑みを見せる姿に勇気を与えられた人も、少なくはないだろう。
常に笑顔いっぱいの彼女が、掲揚される日の丸に見せたほんの一瞬の涙は、私には光り輝くダイアモンドにも見えた。





一方、木崎は悔しさをこらえ切れなかったのか、半分泣きべそでのゴール。

が、その姿もまた美しかった。
木崎については、私は今回初めて知ったが、やはりその涙は、美しいものだった。

立っているだけで汗ばむような30℃の中。


素晴らしい走りだった。

また、途中棄権したとはいえ、その闘志を皆に見せてくれた野口もまた、たたえられるべきだろう。




なお、これはマラソンの話ではないが、高校生スプリンターの桐生。

名前は知っていたが、今回初めて顔と走りを映像で見た。いやあ、ありゃ私より大人だわ。

すごいヤツが現れた。

自然に頬が緩んだ。




福士さん。
おめでとう。

世界一の笑顔でした。










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