習氏がトップになってから、かなり賄賂問題がクローズアップされてきている。これは韓国などにも見られるが、トップが変わると前政権の力を削ぎ、新体制へ切り替え指導力を見せつけるということもあるだろう。
さて、そんな現状を知るために、最近話題になった収賄記事などを拾ってみた。
こうしたことは、間接的に現地日本企業や防衛にも絡んでくるに違いない。
★広州公安局副局長
626万人民元+67.4万香港ドル+1万米ドル
★河南公安局副局長
92.5万人民元
★シンセン村官(村長か?)
100余万人民元
さすがに、賄賂天国だけあって、かなり派手だ。
が、これはまだまだかわいい。
収賄ではないが、習氏と仲が良いのだと敢えて強調している、江氏の孫あたりのところには、国絡みで千億人民元単位の融資話があるとの噂もある。
日本の価値にしたなら、兆単位だ。
しかし、これのパートナーである香港では知らない人のが少ない大金持ちは、さらに上をいく。
日本には、フォーブスに載るような表の金持ちはいざ知らず、実際には世界レベルの金持ちなどいないことがわかる。
そういう目で見れば、まだ日本は貧富の差がない。
まあ、住んでいる者の実感としちゃ、すごい格差は感じてしまってもやむを得ないが。
あっしも、日々厳しい生活ではある。