
一旦静かにしていた太陽だが、2週間くらい前からまた少し暴れたようだ。
昨日あたりから、また落ち着きを見せてはいるが。
それと直接関係するかどうかは分からないが、太平洋高気圧が頑張り過ぎて、日本は一気に梅雨が明け、猛暑日の連続である。
が、これをもって地球温暖化を叫ぶのはデータが不足だ。日本だけ見ての、あるいは夏の気温だけを見ての判断はできまい。

オオマツヨイグサ
『富士には月見草がよく似合う』の月見草は、本来のツキミソウではなく、このオオマツヨイグサの可能性が極めて強い(野生のツキミソウは絶滅。ツキミソウの咲き始めは純白、明け方にピンク)。
ところで、この太平洋高気圧の張り出しで、今年の半島は大きな農業問題を抱えることになる。
すでに、北のみならず南でも新興工業地域の問題が浮き彫りになりつつあるが、農業などでさらなる痛手をこうむる可能性が出てきたからだ。
あと少し噛み砕くと、太平洋高気圧の張り出しが早かったために、半島付近には普段より長く梅雨前線が停滞することになる。
半島の土壌は日本とはかなり違い、保水力が小さい。つまり、ちょっとした降雨で、土砂災害、洪水を起こしやすい。
特に今週末あたりから来週あたりにかけて、日本の梅雨のような雨が降り続くから、それによる被害の恐れがある。
北はより深刻かも知れない。
ピョンヤンに住むことを許されている特権階級の人たちはいざしらず、党員ではない庶民、差別階級民にとっては生死をかけて脱北者が増える可能性も高い。
また、日本から回り回って北に渡る金品が減る兆しも感じる。
北はまた、ノドンだテポドンだと騒ぎ、南はまた慰安婦だと暴れまわり、なんとか日本から金が来るよう画策するかも知れない。
いずれにせよ、日本で暑い夏は、半島では水にもがき、秋の収穫にも影響を与えかねない。
政府は、日本暑さ同様、こちらにの対策を練っておくべきだ。

コマツヨイグサ
明け方。
花はしぼんでオレンジに変わる。
マツヨイグサやツキミソウは、アカバナ科という植物の仲間だ。
この仲間の多くは、しぼむとこんな色になる。