
東京のすぐ隣町松戸には、なかなか未来を見つめた公園がある。
その名も“21世紀の森と広場”。
東京と川を1本隔てた町にありながら、広大な公園。
その面積50ヘクタール強。東御苑の約2.5倍。よく比較にでる東京ドームの、グラウンド面積の約40倍、総面積の10倍の広さだ。ちなみに、東京ディズニーランドよりやや広く、ディズニーシーとほぼ同じ。


この公園がなぜ未来型なのか。
その前に、もう一度写真を見ていただこう。





ところどころに人工物があるが、大半はきれいに整備されすぎた人間くさい公園とは異なっている。
つまり、自然のなりゆきに任せた公園整備を行っている。
これこそが、未来型の公園なのだ。
図面に直線を引いて区分けした公園とは違う優しさが、そこにはある。
また、運がよければ、こんな生き物たちを目にすることができる。
(公園設置の望遠鏡接眼部と、携帯カメラレンズをつけて撮影。多少こつがいるが、なかなかの写真だ!?と、自画自賛)


鳥の宝石 カワセミ



丸々と太ったタヌキ。
一切、餌を与えていないという。私が見ている間にも、自分で餌採りをしていたし、草も食べていた。
タヌキは本来夜行性だが、ここでは白昼堂々と歩き回る。
それだけ安全、安心なのだろうか。
なお、たまたまこんなのが足元にいました。

ナガサキアゲハと思われます。
西日本ではよくいるでしょうが、千葉では少し珍しいタイプの黒アゲハです。
最後に、唯一非常に人の手を入れた公園の一部を掲載して、おやすみなさい。
葛飾あたりに住む、私より年配の方々が自転車でやってきたりしています。
機会があれば、ぜひ。
なお、土日は知る人ぞ知ることですが、原宿真っ青の格好をした若者で溢れます。

JR松戸から新京成線乗り換え八柱駅降車。
八柱駅より徒歩15分。