本記事には、北九州の方にとっては卑猥に感じる言葉が含まれています。もし、そのような記事を見たくない方は、スルーしてください。ただし、これはあくまでも言語に関する考察であり、卑猥な言葉を出したいが為の記事ではありません。
日本語のハヒフヘホ、つまりハ行音は神やらタブーに関係した音だ。
最初にタブー音があり、それが神に関する言葉になったのか、あるいはその逆かは分からない。
ハワイィやタヒチという地名も、神に関与するポリネシア語だ。
これらは、先に記事にしているハミ(ウワバミ、ハブ、ヘビ、ワニ、ハム、カミ)にも深く関与するだろう。
例えばタイでは、英語のheの発音がタブー音に近いから、第三者の男に対しての発音さえsheという発音にする人も多い。
では、日本語でこのハヒフヘホ音を考えてみよう。
ハハーッ
この言葉は、相手への恭順を意味する。ハイも同様だ。
ヒーッ
驚嘆を意味するが、同時に恐れ、畏れでもある。
ヒ=日、火。
輝くもの。命や生活にとり最重要なもの(世界共通音)。
フーッ
安堵を意味する。
ヘーッ
驚き、感心。ヒーッよりは弱い。
ハヒフヘホ音の濁音は卑俗語となる。
バカ、ビリ、ブス、ベラボウ、ボケ。
また、これの二重音はタブー語になりうる。ババ(糞)、ボボ(女性器)など。
ただし、B音はM音と混同しやすい音なので、M音に代表される女性関連語にもなる。
ババ(婆)、ブブ・ヴヴ(台湾タイヤル語などで母)。
ババヘヤン・ババヤン(台湾アミ語、パイワン語:女)
ハヒフヘホ音の半濁音は、古い日本語で、身近な存在。
パパ=母
ぺっぺ=汚い
プー=おなら、うんち
ポポ=頬
ハヒフヘホ音は強音化して、カキクケコ音に変化する。
ハイ→カイ:貝(世界的に女性器の隠語)
ハン(汗)→カン(チンギス・カンなど)
海南ハイナン→カイナン
よく知られているが、F音は火を意味する言葉の世界共通音だ。
場所により、F音がP音やB音に変化した例もある。
このあたりは自分で調べてみよう。
日本語と英語だけでも、5個や10個はすぐ見つかるはず。

その他参考
ホト(古代日本語)
ホレブ山(シナイ山の可能性)
ホットコーヒー
ホーチー(汽車のこと:中国普通語で火車)
フェーン現象
ぽっかぽか
昼