おそらく商魂たくましく、PM2.5マスクだの、測定器だのを売ろうと企んでいる輩も多いだろう。
PM2.5について調べれば、マスクがどれほどの効果があるのか無いのかは明らかだが、人は、特に日本では、そんなことは関係ないだろう。
おそらく公営テレビあたりも、マスク販売店の後押しをするに違いない。
こうした微小粒子は、雨やら雪、あるいは霧の核になりうるだろうから、しばらくは太平洋側でも、霧雨や雪が降りやすくなるかも知れない。
霧といえば、欧米の作品に、霧の中にいる怪物を描いた映画があった。
霧の恐怖は、フランスの山奥に住んで、やっと理解できた。
確かに、怪物がいてもおかしくないような怖い存在だ。
怖い映画で思い出した。
『ソウ』は、心臓と大脳が震え上がる映画だ。
一方、『キリングフィールド』は、深く長く(私の場合はおそらく一生)怖さが継続する映画の代表だろう。
しかし、もっと怖いものがある。
今まさに、私たちが生きている日本の変化だ。
これは、どんな映画より怖いものだろう。
でも、私は、
いや、だから私とすべきか?
このバーチャル世界で、自分を生きさせている。
