これはジョークではなく、初めて聞いたときにそう思った。
なんでも、2.5μmのネットをすり抜けるものが半分になるような、微小粒子を言うらしい。
だったらPM1とかのが危ないのでは?と素人は考えてしまう。
しかし、なんで2.5なのだろうか。
これにはおそらく、たいした意味はないだろう。
この分野の大家がそのサイズにこだわっているか、計測用ネットが作りやすいサイズなのか。
まあ、そんなところだろう。
つまり、2.5μmのサイズ自体には、極めて重要な意味はないにちがいない。
これは日本で発表されている、不思議な放射線関連情報に似ている。
α線、β線は面倒だから測らない。
カリウムの話をすると面倒だから、これは知らんぷりを決め込む。
半導体を使ってなんとなく推定できる、γ線のセシウムにしようとなる。
健康とかは関係がない。
とにかく数値に出して安心させたり、脅かしたりできる。
多くの国民は、放射線と放射能と放射性物質の違いなど分かるまい。ベクレルとシーベルトは分かりっこないから、都合よく使えるものだ。さらに、崩壊やら半減期やらはどうにでもごまかせる。
一昨年来のテレビ放送などは、そんな臭いがプンプンする。
しかし、あれだけのデタラメを作り出した能力はすごいと感心した。
さらに、嘘八百を平然と解説していた専門家?には、その心臓の強さ、良心の呵責を感じない精神力に尊敬の念さえ感じてしまう。
こんなニュースが流行り出すと、マスクは飛ぶように売れるのだろう。
さらに、これに便乗してPM10さえすり抜けてしまう粗悪マスクを、PM2.5対応などと偽る業者も出てくるかもしれない。
話は変わるが、日本人などは十中八、九とか、九分九厘などと言った表現を好む。 これは大樹の影思想から来るのかもしれない。
一方、西洋は半分が好きだ。
この微小粒子の件にしろ、半減期にしろ、あるいはLD50にしろ。
これは、物事は自分で判断しろという哲学だろうか。