『3本の矢』とかいうのがある。
ダイヤモンドを3つ組み合わせたのにも似ている。
岸辺立つ砂糖と共に安倍川餅
安倍川餅は、その源をたどれば元にナリやも。
うん。ポールモーリヤかもしれない。
ポールモーリヤの親は、大江の童子だ。
さて、ある人曰く。
3本の矢より、4本の矢が強し。いわんや7本やと。
ことわり(理)なるかな。
かつて、オロチ矢がバラノトゲチクチック艦隊を率いて、馬が見合いしている海にやってきた。
これは教科書では、勘が当たったということになっている。
いやいや、待て。
これこそが7本矢の力。情報力ゆえなのだ。
彼は、疎開のある当時世界一の街から、多数のジャンクを海に出して観察を命じたのだ。
もちろん金の為ではあるが。
山東の仲間が打電する。
かの国は、オロチ矢には勝った。
が、普通なら戦勝国に入る金が1銭も入らない。
むしろ借金を返すのに、長い間四苦八苦することになる。
そう。戦い前に彼から借りた金を返すためだ。
この戦いで勝ったのはかの国ではなく、7本矢の彼だった。
これは常識だが、教科書に載せてはいけない類いのものである。
ちなみに、お伊勢様の三角形と逆三角形を組み合わせた灯籠は、昔からあったのではない。
このバラノトゲチクチックに勝ったとき前後だろう。
7本矢の表のモットーは『博愛』『絆』。
7本矢の前では、石鹸粉の親分など田舎町のアッシー君でしかない。
だから石鹸粉は、自分ばかり悪者にされているので、ブクブクと泡を出すのである。
このように無子ちゃんは大きい。
ぐるぐるもアフーも、ウィン童子もリンゴも、実はライバル同士でも敵同士でもない。
同じたらいの仲間だ。
少し前に、無子ちゃんに少し変化が起こった。
チュンチュン雀が騒ぎ出したのだ。
が、今や雀も手のひらの上で泳がされている。
昔は酢蓮と石鹸粉。
今は雀と石鹸粉にするか。
まっ。そんなところだろう。
その昔、赤い手帳で唯一行けなかったところさえ……。