
私は食べられる派
私の尊敬する姉様が官能小説でも書いてみっぺかとおっしゃっていたので、何事もすぐに影響されてしまう私も、いくつかのカンノウ小説を考えてみました。
朝からのケーキだろうとチャーハンだろうと、私は美味しくありがたくいただけます。その意味では、古き田舎の物質的には貧困に感謝しています。
同様に、朝からカンノウ小説を考えることもあります。
★カンNo小説 その1
「あの人は、ガチガチの文系だなあ。放射線のことなどさっぱり分かっていない」
「なんだ、お前は知らないのか。あの人は旧帝大で放射線物理学を専攻していたらしいぞ」
「はあ?」
「しかしニュートン物理学の方が得意で、放射線よりも石の描く放物線の研究にいそしんだらしい。4列目あたりで」
「納得!」
★カンNo小説 その2
「西欧では消費税の20%は当たり前。10%なんてかわいいものですよ」
「でも、老後の生活や福祉が全く違うでしょ」
「いや、私の下る先は決まっていますから、ご心配には及びません」
「いや、そういう話じゃなくってさあ……」
★カンnon小説
「これさえ持てば、ご先祖様があなたを見守ってくださいます」
「で、いくらなの?」
「はい。両手です」
「子どもの土産に2個買うわ。はい、20円」
「!あのう、お客様、冗談がきつい。単位が、万が抜けていますが」
「えっ?そっちのが冗談がきついわ」
★カンノウ小説
野村親子の『ぶす』を観た。
感動した。
うん?
最後のやつはカンノウ小説ではなく、カンキョウ小説かな。