げんちものがたり | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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いづれの御時にかどぜうかん珈琲あまたさはぎける中に、極めてやることなきにはあらずが、ときどき決めつけたまふありけり。




義理恩赦は金しだい。
斜業矛盾の響きあり。


艶歯にほっぺたチュウするよ 我が涎ぞ常ならむ 飢えの奧丘(やま)毛深くて 浅まし夢見し 癒えもせず




張るは曙 夏は酔い 秋は湯呉れ 冬勤めなば




人生は百台の客車にて、行き交う道も また旅ひとりなり。




菜々恵八重 鼻下伸せど 山伏の 身のまわりダニ 泣きて痒しか




僕の前にミッチーはいない 僕の後ろにもみっちゃんはいない