彼が身をもって教えてくれたことを、しっかり記憶しておきましょう。
紫の君やら猫の鳴き声でよいのです。
本当なら、そうでなくても問題がないはずですが、判断はコンピュータの類い。
そのためには、自己防衛が必要。
皆さんの新たに建てたお家は、もう藁葺きではありません。
しっかりバリアを張られた。
いいですなあ。
しかし、紫の君にしろウィンド渦にしろ……。
いや、私には未来を予知する能力はないので止めときます。
ただただ、呆れかえるばかり。
秋も深まり、家の近くでは赤トンボは見られません。
が、この世界ではまだまだたくさん飛んでいる様子。
元気で頼もしいなあ。

