トリックスターのトリック | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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急にしみじみとした文章を書いてみたりする。

が、見える人には見えてしまう。



いかにも高飛びを臭わせることを書いてみる。

が、実際に行くところは別にあるだろう。



冷静に読めば分かるトリックだが、彼を信じる者は気付きにくい。

信じたそぶりの中に疑念が湧きだしたものをあぶりだそうとする、実に姑息な手だ。



が、やはり半分の恐怖とともに見るものには、なかなかそこは理解できないかも知れない。

これはやむを得まい。


幻影が消えるだけではなく、より悲惨な公的な何かの動きを感じ、まさに生きた心地がしないのだ。



そんなときに何を与太話しているのか。


普通ならそう考えるだろう。


が、その影響下にあるものは、なかなかそこまで考える力を失っている。


哀れであり、不合理だ。


確かに2時間もあれば騒がしくない国に行ける。


が、日本には、その期間は時間が止まるという決まりもある。






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