デマの誘導と管理 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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さあ、私の出番である。
おまさ政権においては、権の内閣副官房長官を目指す私の専門分野の話だ。


具体的に言おう。
今回の利根川水系における、規則値を超えたホルムアルデヒドに関してのことだ。

この話には奇妙な点が2つ3つあるが、それは置いておき話を進める。


このホルムアルデヒド情報による給水停止には、大きく分けて3つの考え方ができる。

1つ目は、群馬県にあるメッキ関連工場などを主としたアミン類の流出だ。
これが下流にある浄水場の塩素と反応して、ホルムアルデヒド濃度が基準値を超えたと考えるものだ。
これには、万が一アミン類の流出自体に故意、作為があっても、情報自体に作為を感じる割合は少ない。



しかし、次の考え方をすると、これは大きく様相が変わってくる。

2つ目の考え方とはこうだ。
実はこれはホルムアルデヒドではなく、放射性物質の堆積物流出ではないかと民衆に臭わせるのが目的の場合である。

このような心理作戦により、情報コントローラは次のシュミレーションを考える。

これは疑り深くなってきた国民の頭を逆手にとる、実に作為的な情報であり実験である。

つまりこれは、反原発側からの情報リークということになる。


さらに上をいくのが、3つ目だ。


これは、基準値を超えたものの原因物質がアミンであり、その源が群馬県というあたりに強く関係してくる。
細かい話は割愛するが、群馬県は愛知県と並ぶ遊具生産地というたけでなく、将来はパネルものの生産で中心となるべき、国内有数の候補地だ。


プチプリンに似たお菓子があれほど叩かれたのも、実はこの辺にも関係している。


さて、そこで流れたものが塩素と反応してホルムアルデヒドを発生するならアレだ、となる。

ああ、あれはいかにも環境に優しいようだが、かなりヤバイ。やっぱ原発のがいいのかな、となる。

つまりこれは、多少事情通が2ちゃんねるなどでボヤイたことが広がることを目的とした情報となる。

だからこれは、原発推進側の情報作成となろう。




これ以外にも、日本の水源にまつわる考えなどができるが、これは私の専門外だから、そちらの方は他の諸氏に任せよう。








★注意

これは小説であり、似た事実があろうとも一切関係がありません。

改めて言う必要もないと思いますが、一応お断りしておきます。
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