変わりゆく河原の風景 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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実際に夢に
見たかはどうかは別にして、夢の中で見た、あるいはイメージとして海馬の奥底に張りついている風景がある。

例えば、春の河原の風景ならこんな感じだろうか。



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そして、こうした風景は確かにあるのだが、最近急に様変わりしている。

河原の中に、大柄な緋色が混じり込んできたのだ。



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昔も河原に緋色はあった。が、それは遠慮がちなシドミの花の、単なるアクセントでしかなかった。


いまやポピーは市民権を得、大手を振って河原や土手、空き地を占領し始めた。

近い将来、春の日本の河原は、緋色一色になるかもしれない。
ヒメジョオン、ハルジオンが、日本の空き地に普通に見られるようになったように。

見方によっては、北朝鮮の国営農場、あるいはアフガンやミャンマー山間部の非合法地帯に似た風景が、あちこちに広がってしまうかも知れない。



おまけ

福島など南東北では、ごく普通の食材でもあるアケビの花。


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