ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、あやしい肉各種。
とにかく煮込む。
それだけでは芸がないから、西洋赤茄子の煮詰めたやつをかけ、くしゃみの素を一振り。
あひゃあ。作り過ぎた。
が、見た目は悪いがかなりうまい。
田舎の定食屋のつまみよりはうまい。
こりゃ2日はもつな、と思ったが胃の腑におさまった。

どっかで食べた味だなあと思ったら、ボロ七である。
そう、おろしあのエカテリーナなんちゃらが好きで、“えぃ、勝手に煮ーな”と言いつつ隠れ家でつまみ食いしていたという、あのボロ七に似ている。
確かに、ボロ肉、野菜を7種類くらい入れた。
ボロ七とはよく言ったものだ。
だから、おろしあの鬼倒し酒によくあうのだろう。
そういえば、エカテリーナとメアリーさんの血祭り酒も、浅からぬ関係にあったような。
