紅梅と歌、句東風吹かば 思ひおこせよ 梅の花 主なきとて 春な忘れそ 伝:菅原道真 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の香に 匂いける 紀貫之梅一輪 一輪ほどの 暖かさ 服部嵐雪 めでたさも 中くらいなり おらが春 小林一茶 見えねども 漂う香にぞ 酔ふ夕べ しま爺 おおなゐの 地に迷ひたる 赤べこの 顔にも似たる 紅梅ぞ咲く しま爺 あと幾年 かかる香りに 酔へるかは 春紅葉 香り率ゐて 来ぬるらむ しま爺