この貴重な時間を雑踏の中で過ごした。
とにかく寒く、朝晩はほとんどの人々がジャンパーやら綿入りを着こんでいる。
しかし、昼には結構蒸し暑さが戻る。
そんな雑踏の中の、原色に注目した。
まずは、大好きな果物編。

タイ駐在時代を思い出した。しかし、北部山岳地帯でもない限り、こんな格好はしていまい。

目が痛くなるほどのだいだい色。日本のように、色加工はしていないだろう。

まさに路地売り。土にじかに置いている。

息をのむあざやさか。

なんと、この時期に大好物ドリアン発見。

かなり熟した小ぶりのものを買い、日曜日の昼飯はドリアン・オウンリー。

街中を立ち食いしながらの散策。あまりにトロトロで、手から落ちそうになる。そのトロトロ部分だけをすすり、やや硬い筋は遠慮なく捨てるという、日本では考えられぬ贅沢な昼飯だった。
