【小説】熱を図る。いや、計る。 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

どうも隊長がよくない。いや、漢字変換を間違えた。体調がよろしくない。熱でもあるのだろう。
しかし、体調が良くないのに熱を計ったりすれば余計に体調が悪くなりそうなので、近所のイサゴさんの熱を計ってもらった。


36.2度。大丈夫、平熱だ。

だから、私も平熱であろう。



待てよ。なんでイチゴさんとかミレイさんではダメなんだ?


えっ?いないの。


レイジさんは無理としても、せめてサンゴさんあたりまでにして欲しかった。

イサゴさんは背丈が似ているとはいえ、川向こう。役場をはさんでほとんど反対側である。

うーん。イサゴさんと私の体温が同じとは限らない気がしてきた。