つい今しがたも宗谷岬でM5レベルの深発地震があった。
が、不思議なことに宗谷岬付近、北海道での揺れはほとんどないにも拘らず、数百キロメートル離れた下北半島で揺れを感じる。
この傾向は、今回に限らずよく見られる現象だ。
おそらく地下構造に関係しているのだろうが、どのようになっているのかが分からない。 あるいは、反射面のようなものがありそれと関係するのやら。あるいは、細い枝のように伸びた北アメリカプレートにでもなっているのか。
分からないことが多過ぎる。
同様に、フィリピン海プレートがぶつかる小笠原諸島を伸ばした線上にある日本海側も、小笠原諸島の深発となんらかの関係があるようにも思えてくる。
最近は、北北海道、小笠原諸島や東海はるか沖、日本海側の深発が多発しているやに感じる。
実際に揺れを感じることがない、あるいはほとんど感じないから、一層気にかかっている。
東北の揺れは、二段階目に入ったのだろうか。
震源の内陸部への移動と同じくして、先の大地震より100キロメートルくらい東、はるか東方沖での活動を開始したようだ。
南西諸島は元来地震が少ないと思われがちだが、今は活動期に入ってきていると思われる。
しかし、分からない。
宗谷岬と下北半島の関係が。