例えばの話 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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嘆きの壁に火炎瓶でも投げた人は、3日後には息をしていないかも知れません。
また、タージマハールに土石で入った人は、おそらく自分の足でそこから出ていくことはできないだろう。
しかし、戦没者を祀る日本の神社に火を付けられても、黙っている。




例えば、フォークランドに上陸した軍を、紳士の国とやらは徹底的に打ちのめした。たとえ数千キロメートル離れた島でも、自国を侵されたと考えたからだろう。


しかし、日本は明らかに領海に入りこみ暴力にうったえた相手も、笑って返してしまう。

日本のパスポートが唯一使えない国の将軍様とやらの息子が、ネズミの国に密入国しても、そのまま返してしまう。

自国を敬うな。
自国の旗を軽蔑せよ。
自国の歌を歌うな。



確かに、地球歴史上稀に見る奇妙な教育だ。