
ずいぶん久しぶりに、昼から酒を頂戴し、今日はごろりごろりの1日をいただいた。
私の来年を大きく左右しそうな宿題もあったが、敢えて今日1日は仕事から離れてみた。
さらに、これも久しぶりにNHKのドキュメンタリータッチのドラマを観た。
配役は、鳩山さん、小沢さん、菅さんなど民主党の歴々や大島さん、森さんとなかなかの顔ぶれだった。
政治家だからどのあたりまでが事実で、どんな嘘があるのかなど、素人の私にわかるはずがない。
が、そんなど素人の目で見ても、菅さんだけは浮いていた。これは多分に私が菅さんを4列目の男として色眼鏡、つまり先入観を持って見ていることも関係しているだろう。
人間も動物なので、嘘をつくときには目や口元に微妙な変化が生じる。それを見せなくするのが、本物とか大物とか言われる政治家なのだろう。
そういう意味では、このインタビューは菅さんにはいささか重かったろう。
また、小沢さんや森さんには色がある。
色がない政治家は、大嘘つきにはなれない。
ただし、嘘をついている自分が自分で見えないようになったなら、それはそれでかなり危ない兆候だ。
今日の登場人物は10人くらいだった。その中では、菅さん自身にとっても菅さんが一番危ないな、と感じた。
多分本人も気づいているだろう。だから、厚い壁が必要なのだ。怖いのかも知れない。若い時からの何かが消えてしまうことが。
まあ、私自身の菅さんを観る色眼鏡の度数も上がったから、このあたりも考慮しなくてはならないだろうが。
いろんな意味で、今の政治家で一番色があるのは、悲しいかな。
私の嫌いな小沢さんである。

と、偉そうなことを言ってみた。