ハリマオで呼ばれている反華人の盗賊団ボスから、日本軍の諜報員に転じた谷豊氏のことだ。
劇画などでは、ある事情から英雄扱いされかなりデフォルメされてしまっているようだが、彼個人は普通の家族を愛する一愛国者だったろう。ある意味では、利用されて朽ちた幸い薄い青年だったかも知れない。 ただし、マレーと日本を愛していたことは伝わってくる。
日本では知られていないが、現在のシンガポールがあるマレーには、もう一人著名な裏社会の日本人がいたような気がする。
★マヤカウント
最近話によく出る2013年12月下旬。
マヤカウントは、ノストラダムスの予言か預言かのようにいい加減な表現ではないから、大変正確な日にちを特定できる。
彼らは20進法と13進法を組み合わせ、長い期間でみればカルチェやロンジンなどよりはるかに正確な時計を作っていた。
この文明は、なんらかの原因で消え去ってしまう。
のちにメキシコを訪れたスペインの宣教師は、古い時代の方が当時の現地人の文化より数段高く、あるいはヨーロッパ文化より優れていたかも知れないと感じ、それら遺跡をしらみ潰しに破壊していった。その宣教師のマル秘メモには、密林に入るほど高い文化があったことを、驚きとともにその遺跡・文字などを記していから破壊させている。
マヤカウントは、はるか昔から知られていた。
では、なぜ今ごろになって騒ぎ出すのか。
これには、大きく3つの見方ができる。
一つは宗教であり、一つは軍事目的であり、一つは経済的な目的だ。
しかし、いずれの場合でも、その奥にあるものは一つである。つまり、アメリカやアメリカ大統領など動かしている力だ。
ただし、このあたりの話になると、草むしりじいさんにはお隣の銀河系より遠い。
★まれびと
今の中華人民共和国はどうか知らないが、かつてそこに住んでいた漢人の思想では、徳のある者が天下を治める。 逆に考えると、負けた者は徳がなかったことになる。 かつての西欧でも力などのある者が王位につける。
しかし、エジプトと日本は、この点が大きく異なる。また、これは中東やインドでも似たものがある。
半島にも、そこまでは制限されないが、似たり寄ったりの暗黙の決まりがある。
★○
アンケートや選挙では○を付けたりする。
が、これは世界的に見るとかなり奇妙な習慣となる。多くの国々では、レ点か×印だ。 正邪善悪の見方、多民族国家を考える意味でも興味深い。
★マラトン
およそ2500年前。アジアからエジプトまで勢力を伸ばしたペルシャは小アジア、つまり強国トルコまで支配下に治め、ギリシャは迫りくる巨大帝国の波に呑みこまれようとしていた。
ギリシャの田舎マラトンで、両軍が決戦の火蓋を切った。
ギリシャの勝利を駆け足でアテネまで伝えた後生き耐えたという兵士の伝説をもとに、マラトンの名をとった競技が開催されることになる。
そんなかつての世界の覇者ギリシャの影は、今はもうない。
ギリシャの神々と日本の神々の類似は、よく話題になる。
が、ギリシャ神話というのは、多分にエジプト神話のコピーなのだ。
