
私はモテる派
嫌われてるよりは、もてた方がはるかにいいとおもうのですが……。
まあ、そんなことより、私はこっちの方が気になるなあ。
秋の色。
まだ、その入り口に入ったばかりだが、静かに、しかしはっきりと、その足音が聞こえる。
★ノブドウ
野山の宝石になるまで、あと2週間くらいだろう。
待ち遠しい限りだ。

★センリョウかマンリョウの実に残る、セミの脱け殻。

★秋といえばハギ。
ハギの花には、どことなく儚さがつきまとう。

★ヒョウタンではない。カラスウリの実だ。まだ、赤みは出ていない。ヒョウタン型のカラスウリは、私も初めて見た。

ツルが実の中央に絡みついてできた、偶然のなせる造形。
★秋空を映すハスの池。
初めて見る光景なのに、なぜか懐かしい思いが湧いてきた。

★ヤブラン(正しくはヤブランの仲間の園芸種だろう)の花。
古代紫の色が素晴らしい。

★古代紫と言ったら、ムラサキシキブ。ただし、この写真は園芸種のコムラサキだ。

★紫といえば、もうひとつ忘れてはいけないヨウシュヤマゴボウ。
西洋では酒の色付けに使われたりもするが、毒性があり、人によっては中毒症状を引き起こす。素人は触れない方が無難。私はなったことはないが、汁に触れるとかぶれることがあるらしい。

★これはちょっと珍しいカヤの実。
若い頃上海に滞在している時に、ピーナッツくらいの松の実料理があり、実に美味いから酒のつまみによく頼んだ。
あれはマツの実ではなく、ひょっとしたらこれだったのだろうか。

都会生まれ、育ちの方には理解できないかも知れないが、生のカヤ実は松脂の10倍くらい松脂臭く、この実が落ちている空間全体が松脂臭で覆われていた。
★最後は、秋の定番となったコスモス。
最近の帰化植物にも拘らず、しっかり日本の秋の顔になった。
