
最後に映画館に行ったのはいつのことだったかさえ、記憶から消えている。
ドイツの『会議は踊る』が最後だったかなあ。
いや、黒澤の『夢』だったか。
しかし、映画や小説並み、あるいはそれ以上のものが降ってきたりする今日この頃。
皆様、お健やかでお過ごしでしょうや。
山のなんちゃらは今をときめくおん方の奥方あたりとは、かつて大根、人参あたりをいただいたりした間やも知れず、枝豆あんちゃんにはなにやら挨拶だかなんだか知らないが会ったようだし、あるいはその前の時の人が素晴らしいと考えている、とある国の危険な兄とされる、さるお方の妹親分かなんかの関係でかも知れないが、たしかに黄門様のなんちゃらだか血だか名前だかがあるらしく、そんなことはこちとら明後日のいたちの最後っ屁ぐらいにしか見ていないから、いっそう魚に羽が生えミミズに角が生え、なにやらお偉いだかありがたしだかあたりと盛岡付近で何日間か過ごし、まあ、それがしとは水と油というより、金星人とオリオン星人くらいの関係であり、そんなわけで、映画館に行く必要が無くなったのか、行けなくなったのかはともかく、ウサギさんも助さんにも、戸を開くにも背中掻くにも、棒にも角にも、丸棒にも角丸にも、このところ映画館には行っていないのである。
まあ、そんなこんなで、沢出・倉っ布。毎・差場異なのであるのである。
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上記は、ある病院に長逗留せざるをえない者の呟きをメモした手記であり、事実関係に関しては裏が取れていません。
ただ、かなり近いことが事実としてあることは把握しておりまする。