
ファーストフードのコーヒーなら5杯、10杯となるだろうが、ちょっと洒落た喫茶店でコーヒーを頼むと、1000円では2杯がやっと。
で、たまに帰り道にあるネットカフェに立ち寄り、ボケーッと涼むことがある。
3時間で1000円。
飲み物フリー、冷暖房完備の上、映画なども見放題だから、ある意味安いと言えるだろう。
パチンコは何十年も行っていないから分からないが、聞いた話では1000円で5分ももてば恩の字のようだ。 下手すると1、2分で、ハイ・サヨウナラらしい。
ここでは、面白い映画ならじっくり観るが、軽いものは2時間ものを30分くらいで見るだけとなる。
さて、先日短縮で見たそんな映画の中に、面白い考え方の映画が2本あった。
ひとつ目は、中間圏(高度50~80km)の-90度以下の冷気が、オゾンホールを伝わって地上に流れ込み、地上を破壊するという話。
このオゾンホールの穴を埋めるために使われたものは、なんと核弾頭。
もうひとつは、こと座の超新星爆発の衝撃波が太陽系に達し、惑星が外側から順に破壊されていくという話。
この衝撃波シェルターとして考えられたのが、大気圏内で大型核爆発を起こし、これにより衝撃波をシールドするというもの。
いずれも、核爆弾があって地球は救われた。めでたし、めでたしで終わる。
SFと呼ぶにはあまりに雑、デタラメなストーリーだし、仮に地球は救われても、地上の生物は?
と突っ込みを入れたくなるものだった。
しかし、ここでのメッセージは、ある程度読み取れた。
いろんな考え方もあるんですなあ。
まあ、商売で生き残るためでしょうなあ。