
ベニスの商人という作品は、キリスト教徒がユダヤ人の非人間性を揶揄する代表作。
しかし、イエスもユダヤ人で元々はユダヤ教徒。
アラブ諸国は悪の枢軸なんていうけれど、イスラム教はユダヤ教の孫であり、キリスト教の息子。
元々同じ根っこだ。
バベルの塔を建てるなんぞという、人の傲慢さにより、人はバララ(乱)され、いろんな言語を使うようになったと旧約にある(バベルとバララは掛詞)。
さてさて、先週見つけて感動してしまった書物をご覧ください。
ヘブライ語(現代文字・ブロック体)、読み仮名、意味、品詞、性詞が1単語ずつ記されています。
こんな本が日本にあるとは知りませんでした。
10年くらい前に知っていたら、今ごろはひと通り読み終えていたかも知れません。

古事記の神代、竹取翁物語に似て、だじゃれがふんだんに出てきます。
写真は、代表的だじゃれ部分。
“土から人を造られた”付近。