
中学入試、あるいは高校入試では、日本で最初に鋳造された硬貨を問われた時には、『和銅開珎』と書かないと×になる。
また、中学あたりまでは、最初の律令として『大宝律令』を覚えさせられる。
ところで、この2つのよく知られている歴史の中に、ちょっとしたミステリーが存在する。
大宝律令は701年、和銅開珎は708年だ。
ミステリーというのは、和銅開珎の鋳造より前の大宝律令に、私鋳銭の禁止を掲げ、その刑罰まで書かれていることだ。
ということは、開珎以前に、国鋳造の銭があったことをにおわせる。
実際に、日本書紀の天武天皇が693年からは銅銭を使えとあり、698年鋳造と思われる富本銭が、近畿だけでなく関東からも発見されているし、それ以前にもなんらかの硬貨があったようだ(流通された硬貨ではない、との意見もある。もっとも、天武天皇という存在が、卑弥呼以上のミステリーではあるが)。
しかし、○×式テストで単一思考人間の鋳造を目指すのかどうかは知らないが、少なくとも義務教育では教えない。
○×、3つのうちどれか。
こうしたテストは、成績のよい子どもを量産するには容易だが、考えない人間を作り出す。
まあ、指導側から見れば、へたに考えるやからは毒、かつての歴史のように、抹殺するのだろうか。
日本のものではなくなった感のある大半のマスコミは、こうした抹殺の歴史と事実(と思う。少なくとも私は、数人の当事者と話したことがある) は、お笑い番組でモラルをどんどん下げる教育はしても、非難されそうなものは報じない。
たぶん、生きられなくなるからだろう。
ところで、原発関連情報管理。
やりますなあ。
税金を使って、原発報道を取り締まりますってかい。
こんなことまでおおっぴらにできるほどだ。
なめられてますなあ。
つうことは、今エラー続きということで、メンテナンスばかりのどっかも、実は違う理由で“トラブル”ということにしたのかな?
なーんて、下衆の勘繰りをするわけです。
少し前までは、忍者は草者だったのですがねえ。
最近の忍者は、銀幕で踊ったりするのでしょうか。