
手塚治虫のマンガに、そんなものがあった。
これはチベット仏教などに出てくる第三の目、あるいは天眼をヒントにしたマンガだ。
たしか今でも、神女には三つ目を描く風習が残っていたと思う。
ところで、この秋あたりから話題になりそうなものが、この第三の目である。
某メーカーが電気工学、脳科学を利用して、ごく単純なものではあるが開発、もうすぐ市場に出るようだ。
三つ目のようなものを額に近づけるだけで、見えないものが見えるようになる。
もともとはマジカルなんとかと言って、手品の世界で大切な小道具として使われていたものに相違ない。
ほう、これは……ムニャムニャを利用したんですかい? と、訊いてはいけない質問をしたら、違います!と、きっぱり否定されました。
しかし、これからこういったものが増えていくんだろうなあ。
そういえば、数年前に見た、メガネを使わない立体テレビはどうなったのだろうか。
なかなかの優れものだったが。
えっ?
もう、売ってますか?
電気屋さんでは見たことないのですが……。
余談ですが、先ほど私のハンドパワーで……を治してあげましょうと、とあるお嬢さんに見え見えの嘘ついたら、サラリかわされちゃいました(笑)。
