
1年くらいだが、若い頃ストレステストをする部門に関わっていたことがある。
具体的には、どのくらいの力で破壊されるとか、どのくらいの温度湿度でどのくらいの時間耐えることができるかとかいうテストをする。
これは、音痴のカラオケをどれだけ我慢して笑顔で聴いていられるかにも似ている。
さて、本物のストレステストだが、これにより製品は使えなくなる。
どこまで無茶をしたら破壊されるかを知る、テストでもあるわけだからだ。
極端な言い方をすれば、ストレステストの目的は破壊である。
ところで、一昨日あたりからこのストレステストなる言葉をよく耳にするようになった。
鍋釜なら空焚きしても、せいぜい火事ですみます。
しかし、原子炉の空焚きテストや、冷却水停止テストは、やったら最後です。
まさか、臨界テストもやるつもり?
そろそろ専門のお医者さまに診てもらった方が良い気がします。
特徴ある目になってきました。