
チワワ10匹は、シベリアンハスキー1匹より数が多い。
だから、チワワ10匹に比べたなら、大人のシベリアンハスキー1匹など恐るるに足りない。
この理論の奇妙さならば、多くの人が気付くだろう。
一方、今さかんに使用されているであろう測定器には、おそらくこんな文章がどこかにあるはずだ。
1マイクログレイを1マイクロシーベルトと【換算する】。
また、もっと丁寧な説明書があれば、1マイクログレイはどうやってベクレルから【換算する】のかが書いてあるかも知れない。

地表から5センチメートルの値と、50センチメートルの値は理論上100倍くらいの差が出る。
が、実測値は大差ないようだ。
ということは、それが土の中ではないことを意味する。
とにかく、ノミ、シラミも1(匹)、ゾウ、トラも1(頭)である。
いや、あと少し詳しく言えば、簡易測定ではノミとトラの区別はできないだろう。

この写真を見て、いやなものを見たと感じたなら、あなたは田舎に育った可能性が高い。
しかし、多くの都会人は、実がいっぱいでかわいいとは感じるかも知れないが、特にいやなやつとは感じないだろう。
これは、経験や言い伝えがあるからそう見える。
しかし、そうした経験や勘などは、目には見えない。
目には見えないもの。
最後の写真のやつだが、田舎者の中には、それの近くを通っただけで全身に発疹ができたりする人がいる。
よほど敏感か、パブロフの犬だろう。
見えないものには、こうした例があるから話がややこしくなる。
また、それを利用する輩も。
野生の狼が、かわいいという人は少なからずいる。
しかし、その土を自分の庭に運び入れる、いや、庭で狼の放し飼いをしている教授や政治家はいるのだろうか?
不勉強にして、私は知らない。