で、2人とも声を失ったのが Itzhak Perlmanの演奏。
実は彼のことは知らなかった。が、名前を見てイスラエル人だなとは予想がついた。
はたして、イスラエル人の彼は、20世紀を代表するヴァイオリニストであった。
申し訳ないが、ある日本人の方が弾くのが精一杯、第3楽章あたりはかなり音程に?マークがついたが、彼のそれは感情を十分に込められる余裕が感じられた。
ピチカートには、あまりの凄さに笑いしか出ない。
“神様級だ”
次男が言う。
私もそう感じた。
ダ・ヴィンチの岩窟の聖母にも、私にはまだ信じることのできない神のようなものを感じたが、Itzhak氏の演奏にもそれに似た人間の限界以上の何かを感じた。
人間って凄いなあ。
改めて、そう思った昨晩。

さてと、そろそろ選挙にでも行ってみるべか。