《小説?》法は人命に勝れり | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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俺んちの庭を救助ヘリの発着に使っていいぞ。

→法律に反します。認めません。




○×国です。
この毛布を持っていきます。
→ダメです。流通及び販売許可申請、承認後からです。





△▼国です。
この野菜を送ります。

→ちょっと待ってください。その食品の関税率が決まっていません。
これから決めますので、来年からにしてください。




ワタシ、××ノドクター。
ミナサンノヤクニタチタイ。

→日本の医師会に入会していますか?
まだなら、まず入会してその書類を持ってきてください。





風邪薬です。

→ダメです。
我が国で認められない成分が、0.00003mg入っていますから。








まさか、こんなことを理由に救助をさせない国はないでしょう。

あったなら、それこそバカやろうだ。

でも、似たり寄ったりのニュースや噂は聞いた。



法を守るのが役人の仕事だから、そう言って断ることはあり得る。

全体の状況から、それを破るのも政治家の仕事だ。

逆に、六法を見ながら「ウンウンダメだ、認めない」とか言っている政治家なら、必要はない。