福島型で懸念されるのは、冷却水問題ではない。
これは2次的な懸念である。
原子力潜水艦など揺れを前提とした原子力発電は、加圧水型と呼ばれる方式を採用している。
この方式では、最悪、電力などを利用した駆動システムがダウンしても、重力という自然を利用して、核分裂の停止がされる確率が極めて高い構造をしているはずだ。
つまり、事故の際には自然に制御棒が落っこちて、分裂の抑制をする。
一方、動力により制御棒を持ち上げる方式では、いかなる安全策をこうじているのか?
私は知らない。
この辺の説明が、全くなされていない。
これは初めから思ったが、いままで我慢していた。
あまりにいい加減な説明である。