日本語の脊椎 ★ポリネシア系 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

さて、野暮用から戻って参りました。

夜次元や誤次元の話は、どうも抹香臭い。
一部読者の皆様には、いやなものを見せてしまいました。
が、これも私の刺山&若造青二才記録として、ここから追い出されるまでは、削除しません。
しかし、爺さん相手に、なんとかの夜をとか、あなただけにスペシャルテクニック教えますとか、おめでとう当たりました、とかはいりませんなあ。


さて、ではいつもの話題に戻ります。


今まで私は、日本語とヘブライ語やシュメール語、あるいは新王国時代のエジプト語との類似について、いくつかの記事を書いてきました。
が、これらはある特殊な場合に使われる、つまり祭司、神に関するものがほとんどであり、日本語それ自体とはあまり関係がないものでした。

そこで今日は、日本語の骨部分に近づいてみたいと思います。

日本語の5つの母音と、ほとんど同じ音を持っている言語は、マオリ語やハワイ語などの、ポリネシア語と呼ばれている言語です。

ただし、品詞の並びは現在の日本語とは大きく違い、倒置法に似た並びです。
でも、基本的な言葉に、大変似た音があることは看過出来ません。

いくつか、例を挙げてみましょう。



★マオリ語(日本語)

アエ(はい)
アハウ(私)
アヒ(火)
アナ(穴)
アポポ(明日)
アロハ(愛する→ハワイ語もアロハ又はロハ)
イカ(魚)
イナナイ(昨日→おととい:現在は一昨日)
エヘ(いいえ)
カーカイ(貝)
ハル(掘る)
ホーパラ(腹)
カロロ(カモメ)
コイティ(小指)
コニ(ここ)
~ネ(~ね)
ポアカ(豚)
ターウィ(旅)
ワレワレ(忘れる)



★ハワイ語(日本語)

アイアイ(明るい)
エナエナ(燃える→メラメラ)
オエ(あなた→方言おめ)
オローロ(大声で泣く→オロオロ)
ウエ(泣く→うえーん)
キロ(見つめる→ギロリ)
ココ(感じる→こころ)
クク(打つ)
マカ(目)
ナエナエ(やっと息をする→萎え)
ニオロ(眠り)
~ノ(~の)
パナ(放つ→古代日本語ぱなつ)
パネ(話す→古代日本語ぱなす)
ワリ(割る)


ざっと見ただけで、こんな調子です。

おそらく古代日本語を調べれば(残念ながら、あまり古いものはありませんが)、かなりの共通点が見つかるでしょう。