ブログネタ:買ってから1度も使っていないもの 参加中かなり昔の話になるが、戦後最初に発行された10万円金貨がある。
確か、出雲の酒屋さんが首相になる直前だったと思う。
当時私は海外にいて、その酒屋さんの姪にあたる方の息子さんの家庭教師(公認裏バイト)みたいことをしていた。
そんなこんなで、1枚だけお付き合いで買ったものだ。
が、あれは世界の常識からすると、非常に不思議な金貨だった。
例えばクルーガー金貨なんかは、表示されている額面は、金地金よりはるかに低いものにしてある。
これは、簡単にできる金貨の偽造を防止するためである。
が、その金貨は、製造加工費を入れても、せいぜい4万円くらいのものなのに、表示は10万円だ。
一部で偽造が騒がれた所以でもある。
海外から日本に戻る時に持ち帰ったものの、どこかに置き忘れている。
日本に戻る時には、細々としたものは知人に分けたり、あるいは部屋の中から、いつの間にかなくなってしまっていた。
が、あの金貨を無事日本に持ち帰ったまでは覚えている。
生活苦に、あれも手放さなくちゃならんかねー。
とはいえ、どこだったっけかなあ。
今の家にはないことは分かっているが。