
私は一軒家派
普通、【普通】と言った場合は、大半がとか、少なくとも過半数は、というイメージが強いのではなかろうか。
例えば、全体の1割にも満たないものに対して、普通は【普通は……】という言葉は使わない。
が、メディアなどでは、こうした少数派に対して使われたりする場面を、よく目にする。
先日、あるブロガーさんが疑問をはさまれていた、うん千万円単位の相続税の記事なども、それに当たろう。
わずか数パーセントの人たちにしか関係しないような相続税の話が、【普通】と紹介されている。
仮に記事を書いた人の周りでは【普通の金額】でも、庶民の金銭感覚や実情とは、大きな隔たりがあるはずだ。
が、新聞やテレビニュースが神様と大差ない地域、人が多い日本では、こうした報道が強い力になる。
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普通の一軒家と高層マンションの高層階、どっちに住みたい?
・一軒家
・マンションの高層階
その代表が、国政選挙だ。
最近の国政選挙の雰囲気作り、流れは、テレビや新聞が作っているのだということは、多くの方々が頷かれるのではないだろうか。
話があらぬ方向に飛んでしまった。
普通の一軒家と言っても、人によってはゴルフ場付きの一軒家をイメージするかも知れないし、藁葺き屋根に、板の間が2つあるだけの家をイメージするかも知れない。
高層ビルの屋上と言っても、人によっては、最低でもプールと熱帯植物が生い茂る温室のある一辺50メートルくらいのフロアを考えている場合もあるだろう。
普通とか特別とかいう言葉は、たいへん主観的だったり、独断的であったりする場合が多い。