小笠原・伊豆諸島の群発地震についての考察20101018 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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昨日あたりから、小笠原・伊豆諸島で小規模の地震が群発しています。


これは、最近活発化した太平洋プレートと時を同じくして、活発化の様相を呈してきた、フィリピン海プレートの動きと関係がありそうです。


今月初旬、私は小笠原での深発地震の予測をし、現実となりました。

ただ、意外だったのは、一度M5クラスが発生した後は、しばらく静まると思っていたのが、フィリピン海プレートの東北端のラインに沿って、かなりの規模(M4クラス)の地震が連続しました。

さらに、フィリピン海プレート北端の潜り込み付近、その上部地殻の、遠州、土佐などでも、小規模とはいえ、地震が連続しています。

紀伊や豊後水道、薩摩の動きも、このフィリピン海プレートの活発化に関連するものでしょう。


小笠原・伊豆諸島の地震や火山の活動は、プレートに合わせて、少しずつ北上する傾向にあることは、よくご存知ではないでしょうか。


いや、仮に知らなくとも、かつての三原山の噴火を知っていらっしゃる方なら、その前にさらに南の方で海底火山の噴火があったり、三原山の噴火の後に、熱海近くで火山活動があったことをご存知ではないでしょうか。



ある宗教などは、盛んに富士山噴火を唱えたりしていました。

しかし、富士山の噴火は、この動きとは少し違うと思われますので、ある程度地震や火山の知識のある方なら、まあ、可能性は0ではないが少ないだろうと考えていたはずです。



地震などの天災と呼ばれるものは、時に宗教や経済活動の種・餌になります。




性格や人生の占いを信じるのは個人の自由ですから、否定はしません。



しかし、天災などの恐怖感を利用したそれには、私は反対です。




まあ、ある程度知識があれば、まず信じません。


が、無知の相手を騙すが如き行為は、私は嫌いです。


なお、断っておきますが、これは宗教自体を否定するものではありません。

それも大切だと思います。
心の安定や、日々の行いを律するとかいう意味で。











なお、科学は万能ではありません。


私たちの科学でわかることなど、太平洋の一つまみの砂くらいでしょうね。